目的:硬蛋白質利用研究施設

施設長挨拶

2019年末における中国・武漢での流行に端を発した新型コロナウイルス(COVID-19/SARS-CoV-2)の世界的パンデミックにより、2020年3月に予定しておりました私ども硬蛋研の外部評価委員会であります参与研究員会議は、参与研究員の先生方を本学にお招きすることができず、Eメールを用いた審議となりました。

学内行事においても昨年度の卒業式や退職教員祝賀会、新年度の入学式や歓迎会など全てのイベントが中止になりました。さらに政府による緊急事態宣言の前から学生は登校自粛となり、教員はオンライン講義の準備に追われている毎日です。

国内では9月入学が取り沙汰しておりますが、桜の花が満開となる4月が入学式・入社式のシーズンとされており、桜の花イコール新たな旅立ちといっても過言ではない文化が日本社会には根付いています。このパンデミックは日本人の心情さえも変えてしまうかも知れません。

一方、本研究施設にとりまして昨年は非常に大きな変化があった年でした。硬蛋白研は、他の農学部附属施設である広域都市圏フィールドサイエンス教育研究センター、動物医療センター、国際家畜感染症防疫研究教育センター、先進植物工場研究施設ともにフロンティア農学教育研究機構へ機能統合され、新たな道を歩むことになります。

今年から設立51年目に入りますが、私どもが専門としているコラーゲンを始めとする細胞外マトリックスに関わる最先端の科学を武器に、フロンティア農学教育研究機構の中心的な存在として、他の附属施設との協力関係を築いてまいりたいと考えておりますので、今後も、皆様の暖かいご支援、ご指導、ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。

令和2年4月

国立大学法人東京農工大学
農学部附属硬蛋白質利用研究施設 施設長
新井 克彦