基礎研究部門
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研究テーマ

硬タンパク質とこれに関連する生体高分子の特性と生物機能を、細胞、組織、臓器、個体レベルで分子生物学的、細胞生物学的に解析し、新しい生物機能をもつ有用素材開発や生体機能制御をめざした基礎研究を中心に研究活動を推進している。
一般社団法人動物再生医療推進協議会において、監事並びに「有効性に係わる細胞の品質管理WG」委員として協議会の運営に参画している。

  • 動物再生医療における基盤整備に関する研究

    農林水産省との共同研究並びに科研費により、間葉系幹細胞の同定のための分子マーカーとしてインドールアミン-2,3-ジオキシゲナーゼ-1(IDO-1)に着目し、その組換えタンパク質の精製とそれに対する3種類のモノクローナル抗体の樹立に成功した。現在、これらの抗体の特性について解析している。
    日本中央競馬会との共同研究により、ウマiPS細胞の作製を試みた。ウマ胎児由来線維芽細胞にOct4、Sox2、Klf4、LIN28、L-Myc、dominant negative p53の6因子を組み込んだエピソーマルベクターをトランスフェクションし、ES細胞マーカーを発現するウマiPS細胞を3系統樹立した。このウマiPS細胞における三胚葉への分化能と奇形腫形成能を確認した。現在、樹立したiPS細胞の間葉系幹細胞並びに腱細胞への分化誘導を試みている。
    日本ハム・中央研究所との共同研究により、ブタ皮膚由来線維芽細胞3系統にOct4、Sox2、Klf4、LIN28、L-Myc、dominant negative p53の6因子を組み込んだエピソーマルベクターをトランスフェクションし、ES細胞マーカーを発現するブタiPS細胞を4系統樹立した。このブタiPS細胞における三胚葉への分化能と奇形腫形成能を確認した。現在、樹立したiPS細胞の間葉系幹細胞並びに筋芽細胞への分化誘導を試みている。

  • 下等動物由来タンパク質の新機能探索に関する研究

    クラゲの主要な細胞外マトリックスタンパク質であるメソグレインのブレビバチルス発現系による組換えタンパク質を大量合成系を確立した。このメソグレイン組換えタンパク質のコラーゲンの線維形成に与える影響についての検討を実施している。