設立40周年記念式典・祝賀会報告:硬蛋白質利用研究施設
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「東京農工大学農学部附属硬蛋白質利用研究施設 設立40周年記念式典・祝賀会」報告

硬蛋白質利用研究施設は、昭和44年6月に東京農工大学農学部附属皮革研究施設として皮革関連分野の研究教育の推進、基盤技術を支えるための基礎研究、新技術開発および国際対応を目的として設置されました。
通産省から教授相当職2席を文部省に移管し、文部省から助教授2、助手2、技官1席を純増することで、2部門体制で発足しました。 7名の専任研究員の他に、本研究施設の活動と運営への助言と参画を行う兼任研究員を本学の学科教員に嘱託し、学外の有識者を参与研究員として助言をいただく制度を整備しました。

昭和51年4月、硬タンパク質の研究と教育および産業面への応用へと発展させるため、現在の名称である硬蛋白質利用研究施設と名称を変更しました。開設から40年を経過し、その間全国規模の通産省の産学官共同研究プロジェクトを推進し、産業対策上に多くの有益な実用的成果を生み出してきました。平成16年度からは、東京都立皮革技術センター、日本ハム(株)中央研究所および(株)ニッピバイオマトリックス研究所との間に研究協力協定を締結し、客員教授、准教授を迎え、研究分野の充実・拡大を図ってまいりました。

設立40周年を記念し、平成21年5月16日(土)ホテルニューオータニにおいて硬蛋白質利用研究施設 設立40周年記念式典および祝賀会を開催しました。来賓として西川公也衆議院議員、文部科学省研究振興局 磯田文雄局長、文部科学省学術機関課 小山晴己研究調整官、経済産業省紙業生活文化用品課 進藤秀夫課長、本学 小畑秀文学長、笹尾彰理事、竹本廣文理事を迎え、本学関係者・共同研究企業・卒業生、169名にご参集いただきました。西山施設長、小畑学長、國見学部長(高橋評議員代読)の挨拶に始まり、西川衆議院議員(秘書代読)、磯田局長、細野局長(進藤課長代読)から来賓のご祝辞を賜りました。磯田局長、進藤課長、小畑学長、西山施設長の4人による鏡開きが挙行され、笹尾理事の乾杯のご発声をいただき、祝賀会が開宴しました。学内関係者が40名、企業関係者が57名、卒業生が72名の老若男女が懇親を深めました。

その間、ステージ上では「硬蛋研の40年」のスライド映写が行われました。林田彪衆議院議員、白井邦郎名誉教授の祝電披露の後、皮革産業界を代表して日本皮革技術協会 杉田正見会長、参与研究員を代表して茨城大学 米倉政実教授、共同研究企業を代表して(株)中華・高橋 高橋滉社長、共同研究企業でもあり参与研究員である(株)資生堂 リサーチセンター 天野聡氏、卒業生を代表して(株)日本航空 塚本裕司機長から祝辞を賜り、盛会のうちに無事閉会となりました。

ご参集いただきました皆様には、非常に混雑した中、また短い間ではありましたが、硬蛋白質利用研究施設の40周年式典ならびに祝賀会にご参加いただき深く感謝の意を表したいと思います。また、関係各位からのご寄附、ご寄贈をいただき、祝賀会を主催する硬蛋白質利用研究施設 職員一同、感謝の念に堪えません。これも皆様方の当施設への叱咤・激励と思い、今後の活動に繋げてゆきたいと思います。ここに、40周年記念式典および祝賀会の概要を纏めさせていただきました。40年を一つの区切りとして、更なる発展のため職員一同、粉骨砕身、努力してまいります。祝賀会では、至らぬ点も多々あったことを心よりお詫び申し上げます。(YN)

記念式典

左から西山敏夫 施設長挨拶、畑秀文 学長挨拶、国見裕久 農学部長挨拶(高橋幸資 評議員代読)、来賓

来賓挨拶

左から衆議院議員 西川公也先生祝辞、文部科学省研究振興局 磯田文雄局長祝辞、経産省製造産業局 細野哲弘局長祝辞(代読)経済産業省紙業生活文化用品課 進藤秀夫課長
(来賓)西川公也衆議院議員、文部科学省研究振興局 磯田文雄局長、文部科学省学術機関課 小山晴己研究調整官、経済産業省紙業生活文化用品課 進藤秀夫課長、本学 小畑秀文学長、笹尾彰理事、竹本廣文理事

乾杯(笹尾理事)

祝辞

左から日本皮革技術協会 杉田正見会長、茨城大学農学部 米倉政実教授、(株)中華・高橋 高橋 滉代表取締役社長、(株)資生堂 天野 聡様、(株)日本航空 塚本裕司機長